日本を代表するグラフィックデザイナーの一人である原研哉さん(株式会社日本デザインセンター 代表取締役)によるエッセイ集。
元々は日本経済新聞に連載されていた文章をまとめた本らしく、読みやすくて丁度良いボリュームのお話がテンポ良く続きます。
デザインの最も大きな力は目覚めさせる力である――。
日常のなかのふとした瞬間に潜む「デザインという考え方」を、ていねいに掬ったエッセイたち。
マカロニにはなぜ穴があいているのか?
そんなこと考えたこともなかった…。
身の回りにあるもの全て、何らかの意図がありその形にデザインされている。
日常的にもっと興味深く様々なものを観察してみよう!という気になりました。