QRコード(二次元バーコード)は、コードを読み込むだけで、URLの手入力なしでWEBサイトにアクセスできたりと、とても便利です。
名刺やチラシ、パッケージに使いたいというお客様も多くいらっしゃいます。
今回は、QRコードの作り方から、利用できる最小サイズはどのくらいなのか、大きさや色の制限についてご紹介します。
Contents
QRコードが作成できるサイト
QRコードは、下記のサイトで作成できます。
【公式】QR Code メーカー
QRコードの登録商標を持っている株式会社デンソーウェーブと、アララ株式会社による公式QRコード作成サイトです。
QR Code メーカーは、無料で使えます。
作成したQRコードは、商用利用OK。
QRコードの作り方
- QR Code メーカーでQRコードを作成
- PNG・JPEG・EPSから任意の形式を選択
- ダウンロードボタンをクリック
EPS形式は印刷物に適しています。
イラストレーターで開くことが出来ます。
QRコードの最小サイズは?
利用できるQRコードの最小サイズはどのぐらいなのでしょうか?
推奨サイズ:QRコードの1辺が1.5cm以上
作成可能な最小サイズ:3.57mm程度
QR Code メーカーF&Aより引用
読み取り可能な最小サイズの参考値として、QRコードの1辺を1.5cm以上に設定することをお勧めしております。
あくまで参考値ですので、実際に印刷されたQRコード及び読み取りを行うスマートフォンで動作テストを行ってください。
セルサイズの設定及び印刷サイズの確認は、サイズオプション画面から確認できます。
また、読み取り可能な最小サイズとは別に作成可能な最小サイズがあります。QRコードのサイズは、セルサイズ、バージョンによって決まります。
セルサイズは、QRコードを形成するセル(QRコードを構成する最小単位の四角い領域)の大きさです。
どれだけ小さくセルを印字できるかは、お使いのプリンタによって異なりますが、一般的なレーザプリンタの場合で、1セルあたり0.17mm程度が最小セルサイズとなります。
また、バージョンは、1~40まで設定されており、それぞれのバージョンによって、セル数が決まります。
一番小さいバージョン1では、21セル×21セルとなります。以上のように考えると、QRコードの最小サイズは、0.17mm×21セルで、3.57mm程度ということになります。
一方、最大サイズについては、セルサイズを大きくすればするほど、大きく印字できますので、特に制限はありません。
ただし、あまり大きくしてしまうと、スキャナで読み取りできなくなりますので注意してください。
QRコードは白黒以外の色をつけてもいいの?
白黒以外の色のQRコードは利用できるのでしょうか?
推奨カラー:白の背景に黒
読み取り取り可能な場合あり:白や黄色などの背景に青や緑
QR Code メーカーF&Aより引用
色の組み合わせによっては、読み取り可能な場合があります。
QRコードスキャナは赤色光の照明によりQRコードを捉えるため、背景も印字色も赤い光を反射(または吸収)してしまう組み合わせの場合、QRコードを認識できなくなり、読み取りする事ができません。
逆に、背景が赤色を反射し、印字色が赤色を吸収する組み合わせであれば、読み取り可能です。
例えば、白い背景に赤や、緑の背景に青などは読み取りすることができませんが、白や黄色などの背景に青や緑で印字した場合は読み取り可能な場合があります。
ただし、色の濃さなども影響するため、実運用される前に十分な評価が必要です。
基本は白の背景に黒で印刷して下さい。
携帯電話のカメラで読み取る事を想定している場合は、各キャリアまたは携帯電話メーカにご確認くださいますようお願いします。
QRコードの読み取りについて
QRコードの読み取り精度は以下の読み取り環境に依存します。
- スマートフォンの読み取り性能
- QRコードを印刷する用紙やインク等の印刷品質
- 読み取り時の照明環境
重要!作成したQRコードは印刷して、読み込めるか確認する
名刺やパッケージなど、元の印刷スペースが小さい場合は、QRコードも出来るだけ小さく使いたい場合があります。
でも、自分で作成したQRコードを印刷物に使う時は必ず、実際に印刷をしてみて、QRコードが読み取れるかどうかの確認をしてください。
QR Code メーカーで作ったQRコードは効果測定ができる!
QR Code メーカーで作成したQRコードは、「読み取り回数/ユニークユーザー数/読み取り場所」の統計を確認することができます。
QRコード作成から効果測定まで一貫した管理が可能です。